こんにちは、イマイです。

さてさて、前回、弊社が誇る?アンモナイトのペンダントトップが無事旅立ったことをお伝えいたしました。更に、実は先日の国際宝飾展で、イエローガーネット(マリガーネット)のリングもお迎えいただいております。

すなわち現在、弊社河原宝飾のレアアイテム枠が2つ空いていることになるわけですね~ o( ̄ー ̄;)ゞ

レアアイテムは弊社の柱!(だと勝手に思ってます)なので、早々の補填が必要になります。ということで、早速新たな刺客を送り込みます!( ̄ー ̄)ニヤリッ 

思えば弊社初の取り扱いとなりますね。原石をそのまま使ったリングです。今回は・・・稀少石・ダイオプテーズのリングです~

ダイオプテーズ原石 18金 リング

なぜこのリングを仕入れたのか?そこにこれがあったからさ!

なぜこのリングを仕入れたのか?そこにこれがあったからさ!


恐らくあまり馴染みのない宝石かと思いますので、まずそもそもダイプテーズとはなんぞや?というところから始めましょう。

発見は18世紀の終わり、現在のカザフスタンでのことでした。へき開性(割れやすい方向)を持ち、その「へき開面」が結晶の内側にキラキラして見えることから、(へき開面が)「透けて見える」=”diopteia”という名がつけられたとか。(似た名前の石にダイオプサイドがありますが、

その色合いから、当初は濃色のエメラルドだと思われていたそうですが、エメラルドより硬度が低く、またへき開(割れやすい方向)を持つため、別の鉱物ということが分かったそうです。

硬度(表面の傷つきにくさ)は「5」です。5というと、弊社でも扱っているアウイナイトやスフェーン、ラピス・ラズリあたりと同等で、宝石としては低い部類に入ります。比較的キズが付きやすいので、取り扱いには注意が必要です。

また、先に述べた通り、完全なへき開性を持つので、衝撃にはそれほど強くありません。ちなみに、へき開性はダイヤモンドを含む多くの宝石が持っており、ダイオプテーズが突出して弱いわけではありません。

・・・とまぁ、正直に言えばあまり頑丈な宝石ではありません。また、大きな結晶が採掘されることはほとんどないため、ほとんどがクラスター状の標本としての流通となります。

実際、イマイをしてカットルースは数回しか見たことがなく、またカットルースがリングなどのジュエリーに使用されているケースは、未だゼロです。今回のように原石がそのままジュエリーになっているケースもありますが、こちらも稀です。

かなり大きな結晶です。原石ならではのラフな印象・・・宝石が採掘されたものだということがよくわかります

かなり大きな結晶です。原石ならではのラフな印象・・・宝石が採掘されたものだということがよくわかります


・・・さて、その中で、今回のダイオプテーズ。つい今しがた、本種は殆どが「クラスター状の標本」=小型結晶の集合体であると申し上げましたが、こちらの結晶は、ダイオプテーズということを考えると、あんまり目にすることのないビッグサイズであると思われます。仮にカットしたとすると、大きなサイズのルースが採れそうな感じですね。

反面、透明度はあまり高くありません。不透明に近い部分も多く、特有のキラキラ感にはやや欠けると言わざるを得ないか、というところ。また、結晶の形が整っているわけではない点も言及しておくべきかと。

ただ、このゴツゴツとした、自然のままの形状と、ちょっとだけブルーを含む、深いジャングルを思わせるようなディープグリーンの色合いが感じさせる、鉱物本来の「野性」は必見。

ところどころに見られる、槌目テクスチャーもリングの印象付けに一役買っています

ところどころに見られる、槌目テクスチャーもリングの印象付けに一役買っています


加えて、そこに組み合う荒鷲のツメを思わせるような形状のリング。そして、リングの各所に見られる、岩肌を思わせるような槌目のテクスチャー。野性的な石に加えて、荒々しさを感じさせるデザインは、「エレガントさ」や「可愛らしさ」といった、本来ジュエリーが持っているであろう要素とは真逆に爆走しています。

極めつけは、かなり「重い」です。通常のリングの4~5倍の重量があり、大ぶりのリングを着け慣れていない方だと、すぐに疲れてしまうかと思います。高さもあり、正直に言えば使い勝手の良いリングとは言えないでしょう。

・・・はい。なかなかクセのあるリングということはお分かりいただけたかと思います。何しろ、くどいようですがぱっと見の外観は、ジュエリーの根本的な要素・概念を粉砕しているといっても過言ではありません。

しかし、考えてみれば、宝石というのは大半が鉱山から採掘されたもの。すなわち、結晶の形の違いこそあれ、ダイヤモンドもルビーもサファイアもエメラルドも、地下から出てきたときは大体こんな感じの見た目をしているのですよね。当然、そのままリングにすれば、似たような印象になるかと思います。

如何に今キラキラな石であっても、元の姿はゴツゴツゴリゴリした、天然の産物という面が強く出ている形をしているということですね。

すなわち、原石のリングというものは、宝石ではなく本当の意味での「天然石」であり、鉱物として本来持つ野性味を味わわせてくれる存在といえるかもです。ここが、原石リングの大きな魅力なのでしょうね。

加えて、今回のダイオプテーズに関しては、結晶のサイズおよびジュエリーとしての稀少性、そしてインパクト絶大なデザイン・・・と、更に沢山の魅力に溢れる、これまでとはまた違った方向の「逸品」であるかと思います!

ダイオプテーズがお好きな方だけではなく、これまで原石にあまり興味のなかった方、レアストーン、あるいはオンリーワンのレアジュエリーがお好きな方、インパクトの強いリングをお探しの方、この外観に魂が震える方、など、たくさんの方にオススメしたいお品ですね!

御徒町店にございますので、一度ご覧になりにいらしてください!エメラルドリングのマスクマン=イマイがおりましたら、「ダイオプテーズ!」と、その他のスタッフの時は「CHR00288!」とお申し出いただければと思います~。

商品の詳細はこちらからどうぞ~!

・・・いやぁ、今回は書くのが難しかった苦笑 次は書きやすいアイテムにしましょう・・・そう、パライバとかね!

来週あたり書きたいなぁ・・・書けるかな。うん、頑張ります!

では、今回はこの辺で。お付き合いありがとうございました~(^^)/~~~