こんにちは、イマイです。

クリスマスも終わり、あとは大晦日に向けてまっしぐら。お仕事も明日あたりまでの方が多いのではないでしょうか?

私も明日が最終日。わーい冬休みだー!明日はもう流していこう! ♪ヘ(゚∇゚ヘ)v^ー゚)v

・・・と浮かれたいところなのですが・・・なんと最終日まで仕入れです!

しかも朝早くから!最終日で気が緩みがちなところ、殺しにかかってきてますね。

まぁしかし、これが私のディスティニー。今更どうこう言っても仕方ありません。なんとかまた面白そうなものも見つけてきますので、来年最初の更新にご期待くださいませ!

さてさて。タイトルにある通り、今回は今年最後の新商品のお目見えでございますよ~。仕入れてからご紹介したくてうずうずしていたのですが、なかなか機会を得られなかったお品。

・・・恐らく今まで私が選んできたジュエリーの中で、最高クラスの「珍品」と言えるでしょうね。では参りましょう。アンモナイトのペンダントです~!
アンモナイト ダイヤモンド 0.20ct オパール パライバトルマリン 18金 ペンダント

シンプルなものならともかく、ここまで凝った作りのものは見たことはありません・・・。

シンプルなものならともかく、ここまで凝った作りのものは見たことはありません・・・。


どうです!アンモナイト(の化石)です!改めて説明するまでもないかもしれませんが、アンモナイトは、恐竜より遥かに時代を遡る古生代の中頃に出現し、中生代の終わり、すなわち恐竜の時代の終焉と共に姿を消した一族です。よって宝石どころか、鉱物でもございません。生物です。ナマモノですね。

属名に「ナイト」と付いてますが、これは18世紀に鉱物っぽさを出すために”ite”が付け加えられました。元々は“アモン/Ammon”と呼ばれていたようです。

ちなみにAmmonとは、ギリシア神話に出てくる神様の一柱、アンモン神(羊の姿の神様)のこと。この神様のツノの形が似ていたため、ここから来てるんだそうです。確かに、アンモナイトの形は、ぐるぐる巻いた羊のツノによく似てますね!

さて、このアンモナイト。特徴的な形が人気で、装飾用にも用いられることがありますが、大体はバチカン(チェーンを通すための金具)だけをつけた、シンプルなペンダントですね。博物館のミュージアムショップなどでも販売しているのを見ることがあります。金具部分はシルバーか、あるいはそれ以外の非貴金属であることが多いですね。

あるいは、殻を構成するアラゴナイトが変質し、オパールのようなスペクトルカラーを獲得したアンモナイト、アンモ”ラ”イトは宝石として扱われることもあるので、ジュエリーを目にする機会もたまにございます。が、こちらは大抵、原形をとどめてはいないので、ぱっと見は元がアンモナイトだとわかりません。

なので、アンモナイトそのものをどーんと使っており、かつ凝った作りをした、ゴールド素材のジュエリーというのは、極めて稀です。この記事をお読みの皆様は、その超レアものをこれから目にするというわけでありますよ!

さて、では見てまいりましょう。こちらのアンモナイトは、いわば「輪切り」となった状態の化石です。殻の中を区切る壁が、葉脈のように見えてますね。

そしてよく見ると、この「脈」、鈍い金色の光沢を放っています。この光沢は、鑑別書にはでてはいないものの、恐らくパイライト(黄鉄鉱)によるものと思われます。

もはや芸術的なレベルでぴっちりと入ってます。しかも実にシブい!

もはや芸術的なレベルでぴっちりと入ってます。しかも実にシブい!


恐らくはたまたま近くにパイライトの鉱脈があり、数千万年の間に殻の成分がパイライトにとって変わられた、ということでしょうね。アンモナイトに限らず、生物の化石がその形を残したまま鉱物に変化することはままあり、一部巻貝のアゲート化などが代表例といえそうです。

しかしそれにしても、シブい光沢です。金属質の光沢にもかかわらず、見事にアンモナイトの地色と調和し、なんというか・・・「落ち着き払った」雰囲気を醸し出しています。

しかも、パイライトは「脈」にビシっと整然と隙間なく入り込んでおり、ある種、無機的な美しさも持ち合わせています。

華やかさはないものの、このシブさと、整然とした美しさ・・・自然の匠の技を感じますね~。妙なたとえですが、ピカピカに磨かれたカウンターに立つ、老舗のカフェのマスターみたいな感じがします。はい、わかりにくいですねすみません笑

そして、脇石にも目を向けていきましょう。

脇石には、ダイヤモンド、オパール、そしてパライバトルマリンが使われております。

サイドの色石たち。アンモナイトの存在感を中和している・・・のでしょうか?

サイドの色石たち。アンモナイトの存在感を中和している・・・のでしょうか?


個人的に注目したいのは、このオパールの存在ですね。

一瞬、なぜオパール!?となりましたが、ここに石がなかったらなかったで、どこか寂しいように思います。かといって他に何が良いかというと・・・あまり思いつきません。

暗色やカラーレスの石では目立たず、逆に明るい色の石では違和感が出る可能性がある。そもそも、単色の石では、アンモナイトの存在感に呑まれる感じがします。

そうなると、主張しすぎず、かつそれなりに華やかさを出すことのできる石・・・というと、遊色の斑の種類が少なめなオパールくらいしか思いつきません。

まぁ、個人的には薄目の色の琥珀とか、ボルダーオパールなんかでもよさそうな気もしますが、なんとなく同化しすぎるかもしれませんね。パライバと合うか分かりませんし (´ヘ`;)ウーム

そんなわけで、普通のオパールをここに置くというのはかなり絶妙な采配だったかと思われますねぇ~。

加えてこのパライバ達!完全に場違いに感じるほどのネオン感をビシビシ感じる、小さいけれども上質なピースがそろっています。

最初見た時はあまりの浮きっぷりに驚きましたが、ちょっと遠ざけて見てみると、驚くべきことに全然違和感がありません。他の要素が割と落ち着いているからでしょうか。

これがもうほんのちょっと大粒だったら、絶対にバランスが悪いだろうという、針の穴を通すような絶妙なところを突いてきてます。

しかもルーペで見てみるとわかるのですが、この4ピースのパライバ、上面のカットがヘキサグラムになってます。

隠し(隠してないですが)オシャレですね。正直、何もそこまでやらなくても・・・と感じたことは秘密です。

そして・・・アンモナイトに直接ついている、マーキースカットのダイヤモンド。こちら、かなり綺麗です。そのまま小さめのリングのセンター(ストーン)を張れるレベルです。

この透明感、そして澄み切った色合い。並ではないです

この透明感、そして澄み切った色合い。並ではないです


多分、ワンポイントとして浮き上がらせるために、かなりカラーレスに近い、ハイグレードなものを使ったと思われますが、正直これだけでも結構なお値段だっただろうに・・・という気がします。メレサイズどころか0.2ctですしね。

このように、一見すると「えぇっ」という印象の強いペンダントですが、ピンポイントで見ていくと、随所に作り手さん達の熱いこだわりと冷静な計算を感じることができます!(少なくともイマイは。)

数千万年前に絶滅したアンモナイト達も、まさか遠い未来で哺乳類の胸元を飾っているとは思いもよらなかったでしょうが・・・そんな古代生物をファインジュエリーに用いるという意外性と、盛りだくさんなこだわりが、このペンダントの醍醐味だと思いますね~ w(*゚o゚*)w

総じて、大変完成度の高い、クラフトマンシップ溢れる逸品と言えるでしょう!

身に着けていると、太古の海鳴りが聞こえるかも?笑 変わり種ジュエリーがお好きな皆様には、ぜひお見せしたいレアモノでございますよ (・ωー)~☆

御徒町店にございますので、一度ご覧になりにいらしてください!不健康そうな消し炭(=イマイ)がおりましたら、「アンモナイト!」と、その他のスタッフの時は「CHP00143!」とお申し出いただければと思います~。

商品の詳細はこちらからどうぞ~!

さて、そんなこんなで、今年最後のご紹介をお送りいたしました~。今年は・・・うん、一年前に決めた今年の目標も全然達成できず、間隔が開くばかりでございました・・・ので、来年は週一更新を目指し、なんとか「いやもうお前書かないならやめろ」と言われない程度には頑張っていきたいですねぇ。

なんにせよ、今年も一年お付き合いいただき、ありがとうございました (*_ _)ペコ 来年も引き続き、イマイの長広舌に我慢しながら お付き合いいただけたらと思います!

では皆様、良いお年を。この先冷え込むと思いますが、お風邪を召されませんよう。

それでは、また来年もよろしくお願いいたします!(^^)/~~~

P.S.弊社の営業は、12月28日(金)の17時までとなっております。今年最後に、ひとつアンモナイトでも見ておくかっという小粋なお方、お待ちしております~。年始は1月5日(土)11時30分からです!よろしくお願いいたします。